高速道路の最高速度を試験的に120km/hに引き上げ

高速道路

警察庁は24日、現行で時速100キロとしている高速道路の最高速度について、安全性の条件を満たす区間に限り120キロへの引き上げを認める方針を決めた。来年にも静岡県と岩手県で引き上げの試行を開始する。実際に車が走っているスピード(実勢速度)と規制速度の隔たりを解消し、取り締まりへの理解を広げることが狙いだ。

ソース:[毎日新聞]最高速度120キロへ 警察庁引き上げ方針

新東名高速道路は車幅も広く、時速140km/hで走っても余裕で曲がれる設計で作った、と聞いたことがあるが制限速度の引き上げについては随分と長いこと検討をしていて、ようやく時速120km/hまで試験的に引き上げることを決定したようです。東名高速道路の御殿場-浜松いなさジャンクションの間の145kmと東北自動車道の花巻南−盛岡南インターチェンジ間約31kmの間で試行し、まずは110km/hへの引き上げから始めるようですね。

スピード出せない人は左側車線走行の徹底を

制限速度を引き上げたときに、必ず文句をいう人がいるんだけど、たいていそういう人は無駄に追い越し車線を走ってみて、なかなか走行車線に戻らない人なんです。大型トラックとかは、90km/hでリミッターが義務付けられているのですが、前を90km/hで走っている大型トラックを、90km/hでしか走れない大型トラックが追い越そうとして何kmにもわたって高速道路を塞いでいるという光景をよく見かけるようになりました。いったい何考えてるんだ、、っていうトラックの運ちゃんが本当に増えましたね、嘆かわしや。

あとは、高速道路だけど100km/hとか出すのが怖い!っていうペーパードライバーのみなさんですね。高速道路で低速で走ると追突される確率が上がるから本当は危ないのですよ。それなのに、いきなり追い越し車線に車線変更をしてきたりするのですよね、やめてください。。

そのような人たちは、前の車が遅くても走行車線を走り続けることを徹底して欲しいです。追い越し車線を走り続けるとかいう、交通ルール違反をしないように運転者の教育を徹底していくべきだと思います。(そういう人に限って、ペーパーゴールド免許だから、講習を受ける機会がないのは問題だと思います)

クルーズコントロールの制限速度も引き上げを

高速道路走行時に大活躍するのがクルーズコントロールですが、日本車の場合は設定できる車速が概ね115km/hまでと低速域しか設定ができません。(ベンツとかだと、240km/hとかでも設定できるのに。)試験的に120km/hまで引き上げるということなので、このあたりの設定も、ディーラーに持っていけば140km/hくらいまで設定できるように変更してもらわないと困りますね。どこかのタイミングでコンピュータのアップデートができるようになると良いですね。