LEXUS GS300hに乗り始めて、最初に「こんな機能があったのか!」と驚いたのがEVドライブモードです。取扱説明書をちゃんと読むまで、このスイッチの存在自体を知らなかったというオーナーも多いのでは?今回はGS300hのEVドライブモードを徹底解説します。
EVドライブモードとは?
EVドライブモードとは、ガソリンエンジンを使わず、駆動用バッテリーから電力を供給して電気モーターだけで走行するモードです。
GS300hはハイブリッド車なので通常はガソリンエンジンと電気モーターを状況に応じて使い分けていますが、EVドライブモードをONにすると強制的に電気モーターだけで走行できます。
これがどれだけ便利かというと…
- 🌙 深夜・早朝の住宅街でエンジン音を出さずに走れる
- 🏢 屋内駐車場で排気ガスを出さずに移動できる
- 🤫 病院の駐車場や静かな場所での移動が気兼ねなくできる
プレミアムカーらしい、気配りのできる走り方ができるわけです。
EVドライブモードのON/OFF切りかえ方法
操作手順
- センターコンソール付近にある「EV」と書かれたスイッチを押す
- マルチインフォメーションディスプレイに「EV MODE」と表示されればON
- もう一度スイッチを押すと、通常走行(エンジン+モーター)に戻る
たったこれだけです。シンプルで使いやすいのがGS300hらしいですね。
EVドライブモードが使えないケース
実は、EVドライブモードに切りかえようとしても切りかわらない場合があります。そのときはブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。
主な原因は以下のとおりです:
- ハイブリッドシステムが高温のとき(炎天下での駐車後、登り坂・高速走行の直後など)
- ハイブリッドシステムが低温のとき(約0℃以下の環境に長時間駐車した後など)
- ガソリンエンジンが暖機運転中のとき(エンジン冷間始動直後)
- 駆動用バッテリーの充電量が少ないとき(エネルギーモニターで残量を確認できます)
- 車速が高いとき(ある程度のスピードが出ていると電気モーターのみでは賄えない)
「なんでさっきは使えたのに今日は使えないんだろう?」という場合は、たいていこのどれかが原因です。
走行中に自動解除されることもある
EVドライブモード中でも、次の状況になると自動的に通常走行に戻ります。解除されるときはブザーが鳴り、「EV MODE」表示灯が点滅してから消灯します。
- 駆動用バッテリーの充電量が低下したとき
- 車速が上がったとき
- アクセルを大きく踏み込んだときや急な坂道
つまり、EVドライブモードは「あくまでゆっくり静かに走るとき」のモードと考えておくとちょうどいいです。高速道路での巡航や急加速には向きません。
走行可能距離はどのくらい?
取扱説明書によると、EVドライブモードでの走行可能距離は数百mから約1km程度とのこと。
「えっ、意外と短い…」と思うかもしれませんが、用途を考えると十分です。深夜に自宅の駐車場に入るときや、病院・ホテルの車寄せでの移動など、「静かにしたい」場面はだいたい短距離ですよね。
知らないと損!冬の朝に使えるテクニック
これは取扱説明書を読んで初めて知った技なのですが、冬の朝など、エンジンが冷えているときにEVモードで静かにスタートする方法があります。
- ブレーキペダルをしっかり踏む
- EVドライブモードスイッチを押しながらパワースイッチを押す
こうすることで、ガソリンエンジンを始動させずにハイブリッドシステムを起動でき、暖機運転の騒音を抑えることができます。
早朝に近所への配慮をしたい方には特におすすめのテクニックです!
車両接近通報装置との組み合わせ
GS300hには歩行者への安全のため、低速走行時に疑似的な走行音を出す「車両接近通報装置」が標準でONになっています。
EVドライブモードをせっかく使っても、この装置がONだと音が出てしまいます。本当に静かに走りたい場合は、センターコンソールの「車両接近通報一時停止スイッチ」でOFFにしてください(取扱説明書P.57参照)。
ただし、歩行者の安全のため、必要な場面ではONに戻すことを忘れずに。
まとめ
LEXUS GS300hのEVドライブモードは、ハイブリッド車ならではの静粛性を最大限に活かせる便利な機能です。
- ✅ 深夜・早朝の住宅街での走行に最適
- ✅ 屋内駐車場での排ガスゼロ走行
- ✅ スイッチひとつで簡単にON/OFF
- ✅ 冬の朝は特別な操作で暖機運転音も抑制可能
「GS300hを買ったのに、ただガソリン車として乗っている」ともったいないので、ぜひ活用してみてください。
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