1ヶ月点検:RC200tの試乗

RC200t外観写真

GS300hの1ヶ月点検でディーラーに持ち込んで、ついでに納車時にちょっとシートに切れ目が合ったのでシートを張り替えてもらいました。シートの張り替えには時間がかかるので、代車として、RC200tを貸してもらうことができました。

外観は本当にかっこいい

RC200t

今回借りた車はコレ。色はヒートブルーです。年間走行距離がそれほどでもない人は、こういったダウンサイジングターボみたいなものが受けているみたいですね。高速道路から、箱根の山道まで一通り走ってきましたので、ほんの少しだけ感想を書いてみます。外観は申し分なく、本当にカッコイイなぁ、と個人的には思います。

内装は改善に期待

dashbord

内装の写真をあまり撮っていないので、良い写真が少なかったですが、、、GS300hに乗った後だからでしょうか。カーナビ表示がものすごく小さくてしょんぼりしてしまいました。センターのアナログクロックも、GSと比べると若干デザインが良くないかな、と思ってしまいました。その他は、ドリンクホルダーの場所がちょっと良くないとか、コンソールボックスの幅が狭い、収納が少ないとかスポーツカーという感じの問題がちらほら。

シフト操作は楽しい

GS300hとの最大の違いは、マニュアルモード(自分でギアの上げ下げできるモード)で走れることですね。GS300hの場合は、シフトレバーを右に倒せば、自分でパドルシフトやシフトレバーでギアの上げ下げをすると、S1、S2、S3とシフトレンジが変えられるような感じに見えるのですが、そのままアクセルを踏み続けると勝手にギアが上がっていくのです。そして、S6とかを選んでいても1速~6速の間で走ります、っていう意味なので長い坂道でエンジンブレーキの強弱を切り替える目的ぐらいでしか使えません。(そもそもCVTですからね)

一方RC200tの場合はマニュアルモードにすると、M1、M2、M3...M8の8速ミッションを自在に切り替えることができます。シフト変更の速度が異様に早く、パドルシフトを跳ねた瞬間にギアチェンジが行われるので、超上手い人がシフトチェンジしているような感じになります。(超上手い人、には負けるんでしょうけど)。まぁでも、今回はそこまで攻めた走りをしたわけではないので、車の能力を最大限まで発揮した試乗はできませんでしたが、自分で好きな走りをしたい場合は良いだろうなぁと感じることはできました。

メーターのインフォメーションパネルには、ブースト圧ゲージとかも見ることができて気持ちが高ぶりますねw

走行支援機能は貧弱

RC200tを買う人は、全車速レーダークルーズコントロールとか、レーンキーピングアシストとかみたいな走行支援機能には期待している人がいないのかもしれないですが、渋滞でハマった時とかにはGS300hのクルコンが非常に便利なのでそれに慣れちゃったあとで乗ると不便に感じてしまいますね。

また、ブレーキホールド機能(停車したときに、ブレーキペダルを踏んだ状態で維持してくれる機能)がないことがついていないので、ブレーキを踏み続けて疲れちゃいました^^;RC200tも信号待ちの時はアイドリングストップをしてくれるのですが、このアイドリングストップが私のブレーキングとはまったくマッチしなくて困ります。信号で停車するんだから、ゆっくりブレーキを踏んで止まりますよね?そうすると、ブレーキの踏み込みが悪く、以下の様に怒られるのです「ブレーキをもう少し踏み込んでください」と。

rc200t_meter

そして、もう少し踏み込むとアイドリングストップするのですが、これが結構重たい。。。ちょっと緩めるとエンジンがかかってしまいますw

私のブレーキングだと、じわーっと踏んでいって最後に停車した時にアイドリングストップをさせたとしても、ほんの少しだけブレーキの力を緩めてしまうのでエンジンがかかってしまいorz…となってしまうわけです。私みたいな人、他にも居ますよね?

GS300hの乗りやすさを実感

GS300hは前に乗っていたマークXに比べたらハンドルが若干重めだったのですが、RC200tはスポーツクーペなので、それよりも更にハンドルが少し重めの設定になっていました。ハンドルが重い車から軽い車に乗り換えると、すいすい操舵できて良いですね、軽すぎると安っぽさを感じてしまいますが。。

RC200tを長時間試乗させていただいたおかげで、GS300hの乗りやすさ(走りの良さ、ではないですよ)が実感できたと思います。若いころはターボ車のような攻撃的な走りが良かったですが、もうオジサンですから静かに走るにはGSとかLSが落ち着いて良いと思いました。LSは高くて手が出ませんけどね。