LEXUSのアダプティブハイビームシステム(AHS)

AHS

車を運転していて、基本的にはハイビームで走りたいのですが、対向車が来たり前方車がいるとロービームに落とさないといけないので、ハイ・ロー、切り替えで随分と忙しくなりますよね。

ロービームで走ることの危険さ

ハイビームってなんですか?とかいう人が時々いますが、信じられないですね。免許取得するときに必ず勉強するはずなんですけど、すっかり忘れてしまっているのか、真っ暗な道で対向車も前方車もいなくてもロービームで走り続ける人が時々いるようです。ハイビームで走り続けるのに比べれば随分とマシですが、ロービームで走るのはとっても危険なのです。光源のない人や、道路上の落下物にぶつかってしまう可能性があります。

このような危険さを紹介したJAFの動画を見つけました。

最近流行りのオートマチックハイビーム、アダプティブハイビームシステム

ハイ・ローを切り替えるのって案外面倒くさいですよね。面倒だからロービームで走り続ける人がいるのかな、とは思います。
最近では、LEXUSに限らずですが、オートマチックハイビーム(Auto High Beam: AHB)とか、アダプティブハイビームシステム(Adaptive High-beam System:ABS)のように人に迷惑をかけないように、自分の視界を確保する技術が出てきています。

オートマチックハイビームは、対向車や先行車がいないことを検知すると自動的にハイビームに切り返る仕組みです。最近では、軽にもついている、らしいですね。
アダプティブハイビームシステムは、全体的にはハイビームにしておきながら、対向車や先行車がいる場合には、その部分だけをロービームにして部分的に遮光するという仕組みです。

LEXUS GS300hのアダプティブハイビームシステム

LEXUS SAFETY SYSTEM+の一つである、アダプティブハイビームシステムについてはメーカーが作っている機能解説動画はあるものの、実際にどのような動きになるのかが記録されているドラレコ動画などがなかったので、作ってみました。

対向車が来ると、部分的に遮光をしている様子がよくわかると思います。ドラレコの動画なので、少しわかりづらくなっていますが、肉眼で見るともう少しわかりやすくなっています。

 

ちなみに、lexusjpchannel公式の動画は以下です。車を購入するまえとかにいろいろと確認してみましたが、CGでの紹介が多いです。CGだけじゃなくて、実写で説明してくれてもいいのにね~とか思いました。

 

LEXUS GS300hの燃費

394.8km走行

まだガソリンは半分以上残っているのですが、明日少し遠出をするので給油をしてきました。

気になる燃費は

前回給油をしてからの走行距離は394.8kmでした。
メーター上の平均燃費は13.2km/lでした。カタログ燃費は23.2km/lですから、約半分ですね。
前回給油からは、箱根の山道を登り降りしている時間が長かったので、これくらいの燃費になっても仕方ないかなぁと思います。
マークXの時は、ハイオク入れて7km/lくらいだったのでそれに比べるとガソリン単価はレギュラーなので安くなり距離も倍くらい走れることになるので随分と得をした気になれます(?)

本当の燃費は?

燃料満タン

ガソリン給油後の満タン状態です。

ちなみに、私はガソリンを入れるとき上の写真のようにギリギリラインまで入れるようにして、実際の燃費を計算するようにしています。

今回の走行距離:394.8km
今回の給油量:32.32リットル

今回の燃費=12.2km/l

あれ?メーターの燃費表示よりも1km/lほど低い値ですね。

メーターの燃費表示と実際の燃費表示の差は?

車のメーターに燃費計がついていますが、これは、その時の走行速度の面積と、燃料の噴射量の面積から計算されるものだと思います。多分。
スピードメーターの走行速度は、実際の走行速度よりも多め(5~10km/h程度)に表示されるように設定されています。正確には、車検に通る基準は「速度計が40km/hを指しているときに、実車速が31~42.5kmの間に収まっている」ことを確認するので、ほとんどの場合は実際のスピードメーター表示よりも速度が出ていないということになります。タイヤがすり減ってきてタイヤ外径が小さくなれば、スピードメーターと実車速との誤差は縮まる傾向にありますが、スピードメーターの表示が実車速よりも遅く見えることはほとんどないと思います。

だからスピード違反で捕まった時に、表示されていた速度よりも遅い速度で切符切られるわけですね。あ、捕まったことがない人はわからない世界ですみません。

脱線しましたが、ODOメーターとトリップメーターについては速度計よりも正確に表示されている気がします。車種によるかもしれません。
実際に走れた距離はある程度正確だと思うので、給油したガソリン量で割った燃費の方が正確な燃費で、メーターの燃費よりも1割弱悪いというのが結論です。

ただ、「実際の燃費より良く見せてるなんて詐欺だ!」とかいうつもりはなくて、どの車でやってもある程度同じような傾向があると思います。実際の燃費で勝負するのか、燃費計を信じて勝負するのかを決めておけば良いのかなと思います。(って誰と勝負するつもりなんだよw)

今後の燃費の動向

まだ、2回給油しただけなので全然傾向がわかりません。マークXのときも、平均は7km/lくらいでしたが良い時は12km/lくらいは走れていたわけで、エアコンの使い具合とか、山道の走り具合とか、高速での遊び具合で燃費も様々なわけです。私の燃費記録は趣味みたいなものなので、ある程度ボリュームが出てきたら燃費データを公開したいと思います。

GS300h電源ON/OFF時のメーター

394.8km走行

GS300hのハイブリッドシステムをON/OFFしたときのメーター動画をアップロードしました。

右側にある、水温とガソリンメーターは固定表示。
左側のインフォメーションメーターと、真ん中のスピードメーターは全面TFT液晶なのでモードなどによって表示が変わります。

個人的には、OFFするときにスピードメーター指針が短くなっていくアニメーションが好きです。

レクサスの全車速追従レーダークルーズコントロール(高速道路編)

レーダークルーズ高速

LEXUS GS300h F Sport(2016モデル)の、RCC(レーダークルーズコントロール)とLKA(レーンキーピングアシスト)の使い方と、使ってみての感想を書いてみます。ISではなくてGSを買った理由の大きなポイントとして”全車速”対応というものがありましたので、私の期待値は大きなものでした。だから評価はあまり良くない感じになっています。

良いと思った点

  • 思っていたよりもスムーズに停車してくれる。
  • 自分の前に割りこまれた時も、割り込んだ車の車速が早ければ減速をしない。
  • 停車している車も比較的良く認識してくれる。

改善が必要な点

  • 最低速度設定が47km/hまでしかない(自動車専用道専用、ということなので仕方ないけど)
  • 最高速度設定が116km/hまでしかない(新東名の最高速度が上がったら上がるかな)
  • 前の車が右左折するとすぐにクルーズ対象を見失う(だから一般道で使うなって)
  • 前の車両が発進したときに、音で教えてくれない(表示では教えてくれる)。
  • 低速時白線の認識が甘い。高速道路ならまぁまぁ認識できる。
  • センタートレース機能の操舵支援の力が弱々しい。(ベンツくらいの操舵支援をしてくれるとうれしいんだが)
  • 両手話したら、ハンドルを持てと怒られ、従わないとLKAがOFFにされるのは良くない。

解説動画を作ってみた

自動車専用道での解説動画を作ってみました。これは、メーカー指定の使い方なので、あまり変なところもなく動作をしているように見えます。一般道編はこちらからご確認ください。

高速道路では十分使える機能だが一般道で使ってはいけない機能

もともと、LEXUSも自動運転できますとは言ってないので、仕方ないですが、もっと支援してくれてもいいけどな~と思う感じ。特に、センタートレース機能とかは、ハンドル持っているアピールをするために少し舵角を切ってあげる必要があるので、ふらふらしている人に見えてしまうかもしれません。

高速道路のように、白線がきちんと整備されている道路においては有用な機能だと思うのですが、一般道の場合は前車を見失って急に加速したり、信号を見てくれるわけではないので信号無視のリスクがあったりと危ないので、メーカーが言うとおり、自動車専用道だけで使用するようにしましょう。