信号待ちや渋滞で毎回ブレーキを踏み続けるのが地味に疲れる、と感じたことはありませんか?GS300hのブレーキホールド機能を使えば、停車中にブレーキから足を離しても車が動かない状態をキープできます。取扱説明書(P.191〜192)をもとに、仕組みと正しい使い方を解説します。
ブレーキホールドとは?
ブレーキホールドは、シフトレバーがD・SまたはNの状態でシステムがONのとき、ブレーキペダルを踏んで停車するとブレーキがかかったまま保持される機能です(取扱説明書P.191)。
信号待ちや渋滞中に、ブレーキペダルを踏み続けなくて済むため、長時間停車での足の疲れを軽減できます。
発進時の自動解除
シフトレバーがDまたはSのとき、アクセルペダルを踏むと同時にブレーキ保持が解除され、スムーズに発進できます(取扱説明書P.191)。ブレーキ解除の操作は不要で、アクセルを踏むだけで発進できるのが大きなメリットです。
システムのON/OFFと表示灯
ブレーキホールドスイッチを押すことでシステムをONにします(取扱説明書P.191)。
- ブレーキホールドスタンバイ表示灯(緑):システムON時に点灯(待機中)
- ブレーキホールド作動表示灯(黄):実際にブレーキが保持されているときに点灯
システムが作動するための条件
以下の条件がすべて満たされていないと、システムをONにできません(取扱説明書P.191)。
- 運転席ドアが閉まっている
- 運転席シートベルトを着用している
- マルチインフォメーションディスプレイに「EPB動作停止」や「EPB故障」が表示されていない
システムON後に上記のいずれかを検出すると、システムが自動的にOFFになります。
自動的にパーキングブレーキに切り替わる条件
ブレーキ保持中、以下の状況になると自動的にパーキングブレーキがかかり、警告音とメッセージが表示されます(取扱説明書P.191)。
- ブレーキ保持中にブレーキペダルが踏まれていない状態が約3分継続した場合
- ブレーキ保持中に運転席ドアが開いた・シートベルトを外したなどの条件を検出した場合
自動でパーキングブレーキがかかった場合は、自動的には解除されません。以下の操作が必要です。
- ブレーキペダルを踏んだまま、パーキングブレーキスイッチを操作する
- シートベルト着用後、シフトがD/Rの位置でアクセルペダルをゆっくり踏む
使用してはいけない場面
取扱説明書(P.192)には、以下の場面でのブレーキホールド使用を注意するよう記載されています。
- 急坂路:急坂路ではブレーキが保持できない場合がある
- すべりやすい路面:タイヤのグリップ限界を超える停車はできない
駐車目的での使用は禁止
ブレーキホールドは長時間駐車するための機能ではありません(取扱説明書P.192)。ブレーキ保持中にパワースイッチをOFFにすると、保持が解除されて車が動き出す場合があります。
駐車するときは必ず、ブレーキペダルを踏んでパーキングブレーキをかけ、シフトレバーをPに入れてください。
システムをOFFにするときの操作
ブレーキ保持中にシステムをOFFにしたいときは、ブレーキペダルをしっかり踏んだ状態でスイッチを再度押してください(取扱説明書P.191)。
まとめ
- ✅ シフトD/S/Nでシステムをオンにした後、停車時にブレーキペダルを踏むとブレーキが保持される
- ✅ アクセルを踏むだけで自動解除→スムーズ発進
- ✅ 緑インジケーター(スタンバイ)・黄インジケーター(作動中)で状態確認
- ✅ 3分間ブレーキペダルを踏まないと自動でパーキングブレーキに切り替わる
- ✅ 長時間駐車・急坂路・すべりやすい路面での使用に注意
渋滞や市街地走行が多い方には特に便利な機能です。ただし駐車には使えない点を覚えておき、正しい場面で活用してください。
